2.5次元の世界
1年前の冬にわたしは2.5次元、舞台というコンテンツと出会いました。
元々はアニメオタクなのでその界隈について全く知らないとかでは無くそういった世界もある、くらいの認識でした。正直に言うとわたしの大好きな2次元の世界の尊いキャラクターを3次元の、自分と同じ人間が演じるなんてあり得ない、と思ってしまっているタイプでした。
それでもその界隈に手を出そうと思ったきっかけが「ヒプノシスマイク」との出会いでした。ヒプマイとの出会いはまたいつか書けたらいいなと思ってます。
ヒプマイでの推しは「碧棺左馬刻」、「白膠木簓」です。そんな左馬刻をヒプステ(ヒプマイの舞台)で演じているのがわたしの推しの「阿部顕嵐」です。
顕嵐が推しキャラの左馬刻を演じているなんて!と最初は衝撃でした。見れば見るほどにビジュがいい。これは実際に自分の目で観たい!!と衝動的に感じました。
そんな時にちょうどヒプステのtrack.5が上演されることが決まり、友達を誘って行ってみました。
一言でいうと 最高 でした。
舞台の内容に関してはなんの知識も入れていかなかったので、本編があり、その他にライブパートがあり、そんな盛り沢山な事があるのか、と感動しました。
舞台上の俳優さん達の細かい動き、それぞれがそのキャラクターを理解してその上で自分のものにしている、そんなふうに感じました。
観ていて「ああ、それそれ、左馬刻はそうだよね」とつい心の中で言ってしまいました。それぞれの解釈の仕方があるので万人に刺さる、なんてことは本当に難しいと思いますがそれでもわたしにはそれぞれのキャラクターがしっかりと見えました。
感動しつつライブパートはノリノリで最高に熱くなりました。
最初は偏見のようなものを持っていたわたしですが、そんな風に考えていた事が恥ずかしくなるほどに2.5次元というのは素晴らしく最高の世界でした。